えんぷう亭企画・制作作品や、さばこボイス活動のお知らせ中心。まろやかに書きます。
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■2018年12月13日(木)  「クローバー」企画完結によせて


えんぷう亭企画のオリジナルボイスドラマ第7弾「クローバー」企画完結致しました!
「How to 遊園地」に同じくオムニバスですが、"復讐"を描きたくて立ち上げた企画で、
えんぷう亭初の"明るくない"作風でお送りしました。シリアスシリアス。

色んな方にお聞きいただき、温かいお言葉もいただけてとても嬉しく思います。
キャストさん、ロゴ担当さん、イラスト担当さん、全員にとても助けていただきました…!
6月頃は体調不良(悪阻)で音源チェックやメール返信がガッタガタに遅れてしまった時期があって、本当に申し訳なかったのですが…なんとか、予定通りに編集も終えられてホッとしました。

一作品ごとに、台本の事などをちょいと語ります!


1.「その手でさよならを」
以前このHPのサンプルボイスで使っていた自作台詞を元に考えた話です。
「誰かにとってとても大切な優しい人が、別の誰かにとっては憎んでも憎み切れない相手だったとしたら」というのをやりたくて書きました。
台本自体は2016年春にはいったん書きあがっていました。ただ、"少年"は"青年"でした。
もう少しこう、この復讐者の複雑な心境をうおおっと表現していただくならば、"少年"の方が良いのではと考え直し、少年に変えて台本を手直しした次第です。
途中登場する"おじさん"は、敢えて人物像を描いていません。蛇足かなと思ったのと、聞き手の方に想像していただきたいと考えたというのと、人物像を描いたらダレてしまいそうな気がしたので。
物語の最後の台詞はどんな風にしようか迷って何度も書き換えましたが、結果あの台詞にして良かったなあなんて思っています。
4本の復讐の中でも一番ソフト?かなと思います。長さ的にも。

2.「満月に誓う」
こちらは2018年の2月頃に土台だけ出来ていました。
明治の、深窓の令嬢達のキャッキャウフフと復讐をやりたくて考えた話です。
イチさばラジオ特番でも話したのですが、編集後に気付いた話、この話って舞台がほぼ奏子の家ですね。奏子の家9:過去の弥生の家1状態。閉鎖的だー!(後で気付いた)
途中、ベートーヴェンの月光第一楽章をBGMに使っています。安直かなとも思いましたが(笑)、でも綺麗にハマってくれたかなあとも思っています。
書きあがるまで、こんなにも弥生と奏子がイチャイチャしてくれるとは思いませんでした(笑)。ちょい百合ですが、べったり抱き合う止まりです!
終盤の編集でもげました…効果音どういう風にしようかなあとか、音量どうしようかなあとか、とかとか。なんでこういう、聴覚だけでは伝わり辛い背景を台本に起こしてしまったんだ私と思ったり(笑)。楽しかったのですけど!

3.「まがいもの姉妹」
実は、クローバーは当初、この作品以外の3本でいこうかと思っていましたが、ふと「もう一本付け足してみよー!4本でいってみよー!」と思い立ち、一気に書いたのがこの話です。結果、一番長いお話となりました(笑)。
今まで何作品かボイスドラマ制作をしてきましたが、チヅルみたいなタイプのキャラを書いたのは全く初めてでした。「ラフ・ノエル」や、How to 遊園地の「だいすきの雨」にも、ちょっと嫌なキャラは登場するのですが、チヅルはちょっと嫌なんてモノではないですね(笑)。ひっどい性格の女性だと思います。
容姿は美しいのですがボイドラでは見えないので(笑)、せめて名前だけでも綺麗な人にと思い、チヅルという素敵な名前を付けました。全国のチヅルさんすみません…。
境遇が違っていたら、キリは全然違う人生を歩んでいたんだろうなあ、きっと明るく元気な子になっていたんじゃないかなあと思っています。
あと実は、途中お洋服屋さんのシーンがあるのですが、台本を書いている時は何故かし〇むらの店内をイメージしていました。しまむ〇大好き。

4.「懺悔の刻」
案自体は2015年頃からありました。ただ、復讐は関係なく、中世の修道女たちのイチャイチャ百合と断罪をやってみたいなあと思いました。
今年秋に台本を書き始め、終わってみたら百合はほぼ無くなってましたね(笑)。CM音源にもある
カレン:「セイラ、大好き!」
セイラ:「私も貴女の事が、大好きよ!」
のところが、その名残かなあとは思いますが(笑)。
仮タイトルも、当初は「聖女達の庭」でした。ただ、書いている内にカレンと懺悔聴聞僧のやり取りにもスポットを強めに、と思いまして。カレンと懺悔聴聞僧は、処刑執行前の懺悔の時間を過ごしているので、そのまま「懺悔の刻」にしました。
オチ(?)やネタ明かし(?)はすっごく迷ってもげて、あんな感じに書きました…。
手前味噌ですが、最後の台詞と……っていうところは自分でもかなり気に入っています(笑)。
ちなみに、実際の中世の修道院も、酷いところは酷かったみたいですね。全部が全部、清く正しく美しく、でもなかったようで…。
懺悔聴聞僧は、私の中の絶対的No.1アニメ作品「ア〇メ三銃士」でその存在を知りました。懺悔聴聞僧でググってもあまりヒットしないのですが、恐らく本当にいたと思われます。


次回作については完全に未定です。やりたいネタ自体はいくつかあるのですが、私事ですが出産・育児開始を控えているので、しばらく環境的に難しいのかなと…。
「自分以外の方を巻き込むと何かしらご迷惑が」という発想になりそうなので、もし何かやるとしたら、CVも何もかもどなたにも依頼しないオールさばこ方式でやると思います。ただその場合は"えんぷう亭"として発表はしないと思いますが(笑/えんぷう亭では私のCV出演は極力無しでいきたいという謎のポリシーがあるため)。なんでしょう、"ちんあなご劇団"とかそんな感じで。
どの道、クローバーが明るくなかったので、次は明るいものでいきたいです!

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